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No.28 弾丸ホイアンで、The Vietnam Lifeを体感!

僕らにとってのVietnam Lifeはホーチミンでの1カ月。子どもたちは幼稚園、Kuniはインターン先の仕事やら、もろもろのノマドワーク。なわけですが、ホイアンでのJack Tran Tourの参加は、ホントの意味でThe Vietnam Lifeを体感する楽しい機会になりました!

今回選んだのはFarmer and Fishing Tour。伝統的な農業と漁業を体験してみるというやつ。夜の便で飛ぶので、正味6時間のツアーです。さらっとになるけど、旅の記録として。 朝8:00にピックアップ。まさかの寝坊で起きたの7:50w 朝ごはんも食べずに子ども達を叩き起こしていざ出発。ま、よく考えたらベトナム人はそんなに時間に厳しくないわけで、5分遅れも問題ないよーって感じ。 始まりは農業体験。シャトルバスから降りたら自転車に乗り換え!田んぼや畑の轍路をゆったり進みます。

コメがどうやってできるのか?を丁寧に教えてくれるガイドのLilyさん。

そして、ホイアンの稲作には欠かせないのがバッファローだそう。そこらじゅうに居ます。パートナーなんだけど、夜になると監視しないと穂を食べちゃうこともあるらしいw 

Shikiは怖がって乗らず。Sotaは「キューレンジャーのオウシブラックだ!」と言ってキラキラ乗るという。皮膚は硬くて、トゲトゲの毛が生えてました。

次に会ったのは、この道75年のおばあちゃんが営む無農薬栽培畑。ミントやコリアンダー、レモングラスをはじめ、色んな食物を育ててました。 旦那さんはベトナム戦争で戦死。毎朝5時には起きて畑の水やりに、種蒔き。農家に生まれたら農家になり、1日6ドルとかの収入でやりくりされているのだそう。もちろん耕作機械なんて使わず、全て手作業なのだ。

子ども達は普段食べている野菜がどういう風に作られているのか?見たり、やったりが初めてだったから、興味津々。食材の作り手が一生懸命作ってくれることで、毎日の食卓があるという当たり前のことに感謝し「野菜残さず食べようね!」とありがちな教育ψ(`∇´)ψ

その場では真剣に聞いてたけど、少し目を離したら鯉にミントをあげるのに夢中でしたw

さて。一行は自転車からシャトルバス、そして船へと乗り換えて、いざ漁業体験へ!

ホイアンでは海に繋がる大きな川を挟んでいくつかの島が点々としている。というか、潮の満ち引きや雨の影響が大きく、実は島が繋がってるんだけど渡れないなど、天候と共に暮らしている。埋もれない土地には色んな村が点在していて、村全体で生活共同体を営んでいるのだそう。

ガイドのLilyさんもとある村の出身。今回のツアー会社はまさに村のみんなでやっていて、互いに小さな頃から顔見知りで、信頼関係が出来上がっている。「英語も上手なんだから村を出て違う仕事や世界見たくないの?」と聞くと、村を出るという発想自体がないのだそう。ただ、他の世界には興味があるからツアコンをしている。自分では外に出なくても、色んな人から世界の話を聞く事ができるからだ。 そんなこんなで漁業スポットに着いたかと思ったら、名物のまーるいボートに乗って川を探検しよう!という。一寸法師か、デカいヤシの実か、今にも沈みそうなボートで、デモンストレーションが始まった。

おう、くれいじー。。 という事で、君らも乗れと。そうですねとw 意外に乗り気なShikiを先頭にクルクル回って、川を散策。

みんなが水辺に生えてる笹の葉みたいな草で、色んなモノを作ってくれる。王冠、バッタ、指輪、人形、子ども達は大喜び!

ヤシの実ボートで魚釣りすんのか?と思いきや、さすがにふつーのボートに乗り換え、いざ出航。いわゆる手網漁で小魚を釣るらしい。ShikiもSotaも自分が投げた網に引っかかる生きた魚に大興奮!「食べていいの?」と真顔で聞くSotaと、「小さい魚だから川に返した方がいいよ!」と説くShiki。対称的すぎて、ただ笑う父。

漁業にはもう一つ、潮の満ち引きを利用した巨大網を使うやり方もあるらしい。魚が沿岸部に近づく前に網を沈めておき、近づくタイミングで引き揚げるのだそうだ。やや写真が分かりにくいが、自転車のペダルを漕ぐように足と手で取っ手を回す。意外に重いが、一回で300匹近く釣れる時もあるとか。

ちなみに、陸地に上がって手網漁法を教えてもらい試してみる。

出来栄えは、普通レベルだったw

最後にボートの上でホイアン料理をみんなで食べる。ビール1杯まで無料で付いてるあたり、働いた後に欲しがるものは世界共通だ。 ハノイから来てるベトナム人家族、ロンドンから来てる初老夫婦と談笑しながらのフィナーレ。僕にとってはこーゆー時間が面白い。

というわけで、大満足の体験ツアー!何事もやっぱり体験に勝るものは無いなと感じた時間でした。

午後2:30。子どもたちも初体験めじろ押しで遊び疲れ、爆睡の帰り道でしたん。

Kuni


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