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No.11 旅立ちから1ヶ月。子ども達の変化。

日本に居る時は、朝夕の保育園送り迎えとその夜、そして土日休みが子ども達との時間。フルタイムでガッツリ共働き家庭なので、だいたい平日は僕と嫁で2日ずつ、そしておばあちゃんが1日の3人4脚で成り立つ生活。

朝7時から夜22時までが起きてる時間として、1日15時間、平日で換算すると週に75時間。そのうち、僕や嫁がそれぞれ子ども達と一緒に居る時間って、平日2日間の保育園送り迎えとその夜だと9時間。

平日の時間の12%しか、一緒にいない。

さて、この旅の劇的変化は、これが100%になるということ。まあ、ザックリ10倍。ずっと一緒。夫婦もだけどw

一緒にいる時間が増えると、いろんな子ども達の変化に気づけます。ましてや毎日が非日常!新しい刺激がたくさんです。でも逆に、一緒にいるがゆえに気づきに鈍感になることも。

ということで、1ヶ月に1回くらい、子ども達の変化をあえて夫婦で言葉にしてみたり、その事を子ども達に話してみたりして、家族の間の気づきを増やしていけたらなと思った次第です。不定期ですが、アップして行けたらと思います!

某R社の知人からすると「おいおい、家族で子どもの人材開発会議やんのか!?ひときわ暑苦しい2人で!」的なツッコミが聞こえてきそうw

※某R社ではボス達が集まってメンバーひとりひとりの成長やキャリア形成に際し、強みや課題に始まり、どんな機会提供で花開く可能性があるか?をケンケンガクガク議論する会議がございます。

そこまでガチじゃないですよ。ただ、なんとなくの会話はよくしてたけど、あえて会話する場にしてみると、ちょっとその匂いは出てしまいましたが。。

さて。

6/10で、旅立ちから1ヶ月が経ちました。

デンマーク→ドイツ→クロアチア(2日目)

ドゥブロヴニクでワイン飲みながらの夫婦談話。

まずは長女のShiki。

どちらかというと常に周りを観るので、いろんな事に気づく事ができ、その中で自分はどうした方がいいかなーと動くような子。

そんな性格を活かして保育園ではやや姉御風な仕切り屋らしく、先生からは「四季ちゃんは園児というより、先生側でカウントしてます」と、言われる感じw

一方で、失敗するのがすごくキライ。〇〇涼子が主演の某ドラマで「わたし、絶対失敗しないので」という決めゼリフに惚れ、夜更かしする仕末。

ちょっと高いところから飛び降りるにしても、アスレチック風な遊具にしても、自分ができそうなモノはやるけど失敗しそうなモノは尻込みして、やらないという。。

親としては「失敗する事がイチバン大事」「なんだってやってみないと分からない」そう言いながら、いろんな事にチャレンジしてくれたらいいなーと思ってました。

そんな四季は「チャレンジ精神ちょっと芽生えた!?」という1ヶ月。

デンマークやドイツに溢れる公園の遊具は日本よりも激し目w 何より子ども達の遊び方が更に激しい!!

■泣きながら頑張る四季

そんな周りを見てか、日本だったらチャレンジしない遊具もやってみたり、何度か失敗して泣いても自分でできるまで頑張る姿が見えてきました!

一方で、弟のSota。

食べる、遊ぶ、寝る、何にしても生命力溢れる感じ。四季とは逆に、まずはやってみる精神が強く、何でも食べてみるし、何でも遊んでみて失敗を重ねる。歩いて電柱に頭ぶつけたり、何もないところでもコケるので、目が離せないw

ただ、とにかくワガママで自分がイチバン。根は優しいので相手の感情が解らないことはないが、オモチャにしても、食べものにしても「まずは自分」で、叱っても言い訳の達人。。

親としては、ひとつひとつの自分勝手シーンの時に「こういうことしたらお友だちどう思う?」「何で悪かったと思う?」と対話をし、良い悪いという評価よりは、その感じ方や考えを自分のものにしていってくれたらなと思ってました。

そんな想大は「おかあは心配。おとうは兆しに期待。」という1ヶ月。

ということで、夫婦でも見解が分かれました。

集団生活がまだ身についてない想大は日本の保育園に居た方がいいのかな、というおかあ。対話する時にお友だちがどう感じるか?何が、何で悪いのか?を自分で話せるようになってきてるから、これから言葉通じない幼稚園に入るとか良い経験、というおとう。です。

それでも、姉弟でチカラを合わせて乗り越えるシーンも。

「どうしたら言葉話せないけどお友だちつくれるか?」”公園でゲリラ的にオモチャで気を引く作戦”では、想大が尻込みせずにシャボン玉を吹き、お友だちが集まって来たら、四季が「想ちゃん、お友だちに貸してあげたら喜ぶんじゃない?」とアシストして、見事楽しく遊んでた。※作戦は嫁発案と強調要望

また、2人とも「興味の幅がめっちゃ広がった!」

旅立って間もない時、子ども達にとっては青森もデンマークもベルリンも同じだったけど、アメリカにいる叔母や日本にいるじぃじばぁばと連絡するときの時差に気づき「なんでベルリンが朝だと、日本は夜なの?」と仕組みを気にしたり。

デンマーク語と英語を話せる人もいるけど、デンマーク語しか話せない人もいることにつき「なんで同じデンマークの人なのに、話せる人と話せない人がいるの?」など、言語と生い立ちを気にしてみたり。

極めつけは、地球の成り立ちに興味をもった四季に「地球には恐竜がいたけど隕石がぶつかって絶滅した」「その後お猿さんが人間になった」と話すと「なんでお猿さんだけ二本足で人間になって、象さんやうさぎさんは二本足でたってないの?」と素朴な疑問を投げかけられ、想大が「ジュウオウジャーの世界ではそういう人もいるから、ドイツじゃない国に行けばいるんじゃない?」と持論を展開し、最終的に隕石の衝突を想像して恐怖に狩られた四季は夜ご飯の間中、涙が止まらなくなるという始末に。。。w

自由な発想で、目に見えることや知らないことを知ったときの興味の持ち具合が、かなり広がったと感じています。

そんな2人。1ヶ月前の目標は

四季「友だち1000人つくる!」

想大「キューレンジャーのサソリオレンジに会う!」

でした。

2人に僕らの気づきを話すと、

四季「まだまだお友達足りないじゃん!」

想大「えー、分かんない。じゃあ、お菓子ちょーだい!」

と言いつつ、ほくそ笑んでおりました。

目標は変えないそう。2ヶ月目の変化が楽しみです。

Kuni & Ryon


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