No.12 クロアチア縦断1300キロドライブの旅が終わった

クロアチアの旅が終わった。旦那は全部で1300キロも運転した。。どこを訪れても感動の連続で、音楽でいう『サビの部分』がずっと続く的な、そんな国だった。その中で、特に素敵!おすすめ!と思ったベスト3は、別途取り上げるとして、ざっと、ダイジェスト的に旅行記を書こうと思います。

★どんなルート?

Aスプリト→Bドゥブロヴニク→Cフヴァル島→Dザダル→Eプリトヴィツェ→Fプーラ→Gモトブン→Hザグレブと、

南から北へ北上していくという旅。スタート時点ではF以降は未定で、出会いを通じて情報収集しながら、ルートを決めた。

※そもそもクロアチアって?

基本情報はwikiとかでおさえつつ、歴史的背景がわかるなぁ、って思ったのは、 宿で読んだ、漫画『石の花』

〜7つの国境、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字を持つ、1つの国家〜旧ユーゴをこんな風に端的に表現しているのがとても印象的。

★A:スプリト(一泊/ほぼ半日)

さくっと半日ほど。ベルリンからスプリトに到着した瞬間から流れる空気感、やわらかーい風、夕日がお出迎え。​

​そして人生初のアドリア海。なんて青い!

ベルリンではなかなかお目にかかれなかったシーフード。シーフードってこんなに美味しかったか!!

旧市街ど真ん中のこんな可愛いお宅一泊。

朝ランコース、アップダウンは激しいが景色は最高。

旧市街を散歩。

細い路地を歩くと、愛嬌満点のパンティたち︎。

いざ、ドゥブロヴニクへ!!

★B:ドゥブロヴニク(3泊)

クロアチアといえば!あの!紅の豚、魔女の宅急便(諸説あり)の舞台となったらしい場所へ。

ドゥブロヴニクは、世界的な観光地として完璧なまでに確立されていた。少し前まで戦争の影響で、危機的世界遺産リストになってたなんて信じられないくらい、このトップシーズンのドゥブロヴニクは、オープンで活気がある。街を歩くと多くの観光客で溢れかえっていて、個人的にはあまりそういう観光地観光地した所は好きじゃないんだけど、そんな感情をいとも簡単に超えてしまうほど、本当に、どこを切り取っても絵になって美しい!!(旧市街では、猛暑にも関わらず長袖のカラフルで異なる柄と柄の上下の服を着て、自撮り棒片手に深い帽子とサングラス、おまけに顔をスカーフのようなもので巻いているアジア系おばちゃん団体ツアー客がたくさんいて、なおも町並みを美しいと心から思えるドゥブロブニクは本当にすごい!

ドゥブロヴニクでは、朝昼夜それぞれの町並みを散策したり、

​旧市街を眺めながら真っ青なアドリア海のビーチを楽しんだり、

スルジ山頂から探検しながら下山したりと過ごした。「おかあ?クロアチアにも、ベルリンみたいに壁があって、お友達と会えなくなったの?」と旧市街の城壁をみて、​

​娘の四季がふと質問。子供の目線は本当にピュアで真っ直ぐだ。物価が観光地価格で、どのレストランも観光客で溢れかえってる中、旧市街からは少し離れるが、アムフォーラ(Amfora)というレストランは良心的な価格設定で、どれも美味しいかった。特に、厚切りマグロステーキとルッコラの絶妙なバランスのツナサラダ、少し固めで噛めば噛むほど味わい深いビーフステーキなど、1つ1つの完成度は高かった。しかしいかんせん、人が多い。という訳で、なるべく観光地的な雰囲気や観光客に入り込むことなく、でもドゥブロヴニクを独り占めしたい!そんなことにこだわってみました。旅通の人からすると普通のことかもしれないですが、関連記事No,13をご覧ください。

★C:フヴァル島(2泊)

ドゥブロヴニクからフヴァル島への車も含めたアクセスは、スプリトに戻るハイウェイのちょうど中間地点にある、ドルベニクという小さな港からアクセスすることができる。

スプリトからもカーフェリーが出てるが、後から聞いた話に夜と、値段は4倍の20000円くらいに膨らむらしい。2時間に一本出ているが、便を指定して予約することができない、つまり、早い者勝ちで、フェリーに入りきらないと、「じゃあ次の便で!」と残酷なまでに2時間待つ。私たちも、そんなシステムとは知らず、「じゃあ次の便で!」の対象に。

ドルベニクには小さなビーチがあり、子供達は、そのビーチではしゃぎ、親はそこからすぐのテラス付きのピザ屋で、ぼーっと過ごす。この時間がたまらなくよかった。家族でこれまでいろんな所へ出かけてきたけど、子供が小さく、テラスでのんびり本を読みながらバカンス的な旅からは程遠かったが、こうして、15メートル先くらいの子供をビール飲みながら眺めているのに気づき、ふと、時の流れを感じた。

昨今ハリウッドセレブやらどっかの王族やらの休暇中の滞在先として大人気!との情報を聞いていたので、訪れる前まではさぞかし洗練されたハワイ的な場所だろうと勝手にま想像していた。いざ訪ねてみると確かにそんな一面もありそうだが、それはほんの一部で、あたり一面見渡す限りのオリーブ畑、ぶどう畑、ラベンダー畑、

そしてそれらと調和する穏やかすぎる街並みに、

アドリア海を代表すると言われる透明度の高い海!​(20m先まで透明だとか!)

一箇所に集中していたドゥブロヴニクに比べ1つの島全体にこの雰囲気が行き渡っているので観光客も分散しやすく、観光地でありながら、人の多さでげんなりすることは少ない。むしろその人も含めて調和してる感じでノイズがない。宿のおかみに教えてもらった、ワイナリー直営のワインショップ。

クロアチアで唯一特急畑として認定されたこの畑の赤ワイン。口に入れた瞬間やわらかく広がりほのかなタンニン。ハーブを添えたチョコレートとのマリアージュ…幸せや…。

※興奮して画像がぶれていたため、写真はロゼですw人生で一番美味しいと思ったアイスクリーム。全ての要素が完全オーガニック。口の中変なクリーム感が残らない。オーガニック、産地にこだわった逸品を集めて販売するショップが軒を連ねる。いちいちかわいい!

そして、フヴァル島での生活は、素晴しい出会いのおかげで、私たち家族にとって思いがけなくもクロアチア縦断旅行のハイライトとなりました。その理由については別途blogでお伝えしたいと思います!

★D:ザダル(1泊)

世界一夕日が綺麗との呼び名の高いザダル。そんなこと言われたら行かねば!ただし、スケジュール上一泊限定、天気悪くて見えないリスクを大いに抱えながら、ギャンブル気分で向かう。波にうたれる度にシーオルガンから響くその幻想的な音と夕日のペアリングがたまらないらしく、ザダルのシーオルガンはザダルで、夕日を見るならココ!という場所だという。一泊限定ではあったけど、、、運良くザダルの夕日にありつくことができ…

シーオルガンの音をバックミュージックにうっとり。。初めて聞いたシーオルガンの音、必死に録音しておさめようと試みるも、雑音が入り失敗・・・。音と合わせてこの夕日を見る。なんとも贅沢な経験。

★E:プリトヴィツェ

クロアチア観光における、ドゥブロヴニクと並ぶ二大観光地、プリトヴィツェ国立公園。いくつめの世界遺産かわからなくなるほど、世界遺産が多い。150を超える大小の滝と、美しい湖を半日かけて散策した。こんなに透き通った湖は生まれてはじめて。

ニュージーランドのレイクテカポ湖とはまた違う美しさ。こんなに魚が泳いでいて、水の綺麗さがよくわかる。

興奮した息子が、ジュウオウジャーのジュウオウイーグルのキメポーズを急な川沿いの急な階段でいきなりやり出し案の定、川に転落、心臓止まりそうになる。すぐさま旦那が飛び込み救出。救出の際に胸元から落ちた10年来愛用のサングラスと引き換えに、息子は顎に軽い怪我で済み無事。ドヤ顔で「新しいの買えばいいじゃん」と直後に発言してくる息子は誰に似たのだ。

夜は地元の料理を提供してくれるお店で食事。今回のクロアチア旅行で初めての内陸ということもあり、シーフードから離れて楽しみにしていた名物の子羊の丸焼きも最高だった!

ここのゲストハウスも値段の割に食洗機から洗濯機まで何から何までそろっていて、とても素敵な2階建てのコテージ。スタッフは冷え込む夜に暖炉を炊いてくれる。

テラスでBBQしていた男女10人組にナンパされた四季と想大は、彼らとジュースで乾杯しながらソーセージまでオカワリ。たくましくなったなぁ、本当に。

★F:プーラ(1泊)

少しハードな日々を過ごしたので、ここプーラでは安く借りれたプール付きの家でのんびり過ごした。最終目的地モトヴンに向けて英気を養う一日。

旧イタリア領ということもあり、オレンジ屋根のクロアチアの風景はどこにもなく、ここはイタリア!?!?という町並み。​

​挨拶も、チャオ!!!だし。

★モトヴン(2泊)

旅の中で出会った人達が口を揃えてオススメしてくれたクロアチアの秘境。ラピュタのモチーフとの一説もあるらしい人口500人強のモトヴンという村を訪れた!

プーラから走ること60キロ。あれ?なにあれ!

うわーーー!!!!!!すごい!!

誰があんなところに村をつくったんだー!村のてっぺんまで100メートルあたりの場所のアパートを借りたんだけど、過去最高に石畳の凸凹が激しく、それでいて、とっても急。

スーツケースは禁物。ランニング不可能。可愛い路地を通りながら、迷いながらもたどり着いたアパート。

ベッドルームからの景色に癒されるー!

散策しながらてっぺんに向かう。

てっぺんからの夕日はまるで「太陽にほえろ」のオープニング!

そして、天空の村モトヴンのもう一つの顔と言えばトリュフ!チョコレートではない方の黒とか白とかのあれです。

お肉にも!!!

パテにも!!

リゾットにも!!!!!

サラダにも!!!!!

もちろんワインもオーダーしてなんと、日本円で7500円届かないほど。採って下さった方々に感謝しつつ美味しく頂きました。そんなトリュフを実際に採りにいく経験“truffl hunting”での出会いを通じてますますモトヴンに惚れたと言う話は、追ってお伝えしたい。モトヴンは、車から山の上のこの村を発見した瞬間から離れるまで、心を打つ感動か続く不思議な場所だった。窓からの眺めも石畳の坂から見える風景も、気持ちよく吹き続ける風も、コンパクトさ、人の少なさも含めて大好きな場所になった!

★ザグレブ via カーロヴァック

カーロヴァックはどうしても一目見たい場所だった。

最初から最後までクロアチア人との関わりの中で1mmも嫌な思いをしたいとことがないことはもちろん、共感を超えて感動することばかりだった。オープンな海岸沿いに比べて保守的だと言われる内陸部でも、ジョギングしてる私にクラクションで、(もうすぐ雨が降るよ!)と合図してくれた人のおかげでずぶ濡れにならなかったり、車で譲り合う時の優しさ、ワイン呑んだくれる親にげんなりする子供を見かねてワイングラスにブドウジュースを注いで一緒に親と飲めば?という粋すぎる心遣い、どんな人種に対しても極めてフラットでオープンなクロアチア人。そんなクロアチアも悲しすぎる歴史をたどっていて、日本が♪1993恋をしたー♫とかいってる時にここの国は内戦。

その跡地をおそらく意図して置きっぱなしにしたようなこの場所で観た時、卑屈ささえ感じない、受け入れることを通じて人に優しくなれるクロアチア人を改めて心からリスペクトした。ザグレブでのクロアチア最後の夜も素敵に過ごすことができた。

ザグレブからプラハに経つ朝、空港で朝日が見送りしてくれた。

最初から最後まで、感動の連続の国、クロアチアありがとう!

★番外編

『ちょっとだけボスニア』

Aスプリト→Bドゥブロヴニクへと3時間の道のりの途中、検閲所的なあって、いきなりパスポートチェック。(え?そんな厳しい国だったっけ?)と不思議な気持ちになりながらも、すぐ先のNeumという街のビーチで休憩を挟み、

さらにドゥブロヴニクに進もうとしたところ、またまた検閲所が現れパスポートチェック。謎!!高速道路で2度もパスポートチェックなんてそんなことある?と、後になって地図を見たところ、10キロもしない部分が、ボスニアヘルツェゴビナだった。図示するとこんな感じ(細かい精度は求めないでくださいw)​

​子供達は、初の海水浴がボスニアというレアな場所とも知らずにはしゃぐ。島国単一国家育ちとしては新鮮。つまり一旦出国して、再入国。ドゥブロヴニクは飛び地だった。その後出会ったクロアチア人のパウロに、なんでこんなに奇妙な国境線なの?と質問すると、『Very political』と一言。奥は深そうだ。

Ryon


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